鉄やステンレスといった金属を使って製品を製作するメリット
鉄・ステンレスを主とした金属加工製品をご要望に応じて製造する成瀬金属に関心をお寄せくださり、誠にありがとうございます。
ここでは金属(特に鉄・ステンレス)で製品を作るメリットについてご説明させて頂きます。
金属で製品を構成するメリットは多々ありますが、大きく考えて以下のメリットがあると弊社では考えています。
- 紙・プラスチックに比べ、丈夫で長持ち
紙・プラスチック等他の素材に比べ、重いのが難点ですが、丈夫で長持ちするというメリットがあります。
弊社にお問い合わせいただくお客様の中には、「量販店様向けに段ボールで什器を作っているのだが、すぐにボロボロになるし、荷重の問題もあるので、
多少割高になっても今後は長持ちする鉄で製作したい」とご相談いただくお客様も多数いらっしゃいます。
そんな場合にも、弊社ではお客様に用途等をお聞きし、形状等をご提案させていただくことができます。
- プラスチックに比べ、金型代が安い(必要ない場合も多い)
プラスチック等の金型に比べ、安価で製作できる場合が多く、また(主に量産の場合)初回に金型費をかけて製品単価を下げる
or(主に小ロットの場合)製品単価は上がるが、金型を作らずに済ませる、といった選択が可能な場合が多いです。
そもそも加工がしやすいので、金型が必要ない場合も多々あります。
ケース・バイ・ケースなので、是非一度お問い合わせください。
- 長い歴史で、様々な加工技術が蓄積されています。
ステンレスは比較的新しい素材ですが、それでも20世紀初頭から存在し、鉄に至っては大昔から使用されています。
その長い歴史から、様々な加工方法が存在し、比較的柔らかいものから硬いもの、耐食性に優れたものなど材質そのものにも様々な機能が付加されています。
弊社では、その中からお客様の用途に最適なものをご提案することができます。
- 表面処理も様々なものがあります。
鉄=錆びるというイメージをお持ちの方もいらっしゃいます。
それは間違いではありません。鉄である限り、いつかは錆びます。
ステンレスであっても、絶対錆びないということはありません。
ただ、長い歴史の中で、そのデメリットを克服するために様々な処理が研究・開発されてきました。
メッキ・塗装・コーティング・ディッピング・電解研磨(ステンレスのみ)が主な処理ですが、それぞれの処理の中に、メッキであれば亜鉛メッキ・クロームメッキetc、塗装であれば焼付け・浸漬・電着etc
など様々な処理があります。
弊社では、その中からお客様の用途に最適なものをご提案することができます。
- 磁石が引っ付きます。
当たり前ですが、磁石が引っ付きます。
実はコレ、他の材質にはない特徴で、テープやビス止めしたくない場合や、しょっちゅう付け外しする場合に重宝します。
よくご家庭で冷蔵庫のドアにメモを貼り付けていますが、そのためにも冷蔵庫のドアはずっと鉄板が使われ続けるのではないでしょうか。
(横滑りするのが難点ですが、横滑りしにくいように加工された磁石もあります)ちなみに、磁石が付きにくいといわれているステンレスでも、磁石がちゃんと付く素材もあります。
ちょっと気をつけて周りを見回してください。あなたの身の回りに金属でできた製品・部品がなんと多いことかお気づきになられるでしょう。
成瀬金属では、そんな金属の製品・部材を素材の提案から加工⇒表面処理⇒組立て⇒梱包⇒出荷まで
トータルでサポートさせていただきます。