鉄・ステンレス加工
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基本的には、打ち抜きに特化した鉄やステンレスのプレス加工ですが、タレット内に
収納された汎用金型(丸型・角型・長角型・長丸型・異型等)を自動で交換し、
鉄やステンレス材料を少しずつずらして連続してプレス加工(追い抜き、ニブリング)
を行うことができるため、通常の切断では出来ないRを取った切断や長穴の
加工が専用の金型を作らずに出来ます。
また、数値制御する機械のため、比較的高精度の加工ができます。
そのため、多品種少量生産に適していますが、肉厚の板に対しては加工ができない、 板材が持ち上がるような立体の加工が出来ない、ある程度形が出来上がったものの 後加工では使用できない事が多い等デメリットもあります。
ちなみに、上記のタレットパンチプレスやNC機械などの数値制御で加工を行う機械
ですが、使い方さえ知っていれば誰でも同じ鉄やステンレスの製品ができるかというと、残念ながら難しいです。
1つの加工品に対して複数個所の加工を行うと、各々の加工が
少しずつ影響し合って、最終的に計算通りにいかないことが多々あります。
また、ロット毎に若干の材質の違いの影響も数値補正で吸収してやる必要があります。
そんな理由から、自動化といっても、その大元の数値指定は結局職人の勘と経験に依存するのが現状です。